V字転換点
その後も順調。V字回復でちゃっかり原点ptまで戻っきた。こうなると、あの「落ちたら坊主にする」宣言は遠い日の思い出だ。おれも若かったぜ(≧∇≦)
これで当分はノンキに打てるだろ。一息ついた所で、今回のUP・DOWNの分析をしておきたい。まずはV字の切り返し点となった半荘を紹介。
【1】
これ以上負けられない状況…なのに、オーラスを迎えてラス目。
ここでラスるとマジやべー。根性入れて配牌を取る(気持ちの問題)
【2】
そしてこんなテンパイ。何切る? 3着目とは7000点差。
【3】
選択は打7s。マンズ一通ってより、一気寄せ狙い。
おれだって(ヅラを外せば)このぐらいの手筋は取れるんだよ!(≧∇≦)
つか、往年の小島御大のような手筋だなこれ。
【4】
1mを仕掛けて色寄せをアピール。相対速度を落とさせる狙いだが、
逆に鳴くことで早まる場合もあるので効果のほどは微妙。
【5】
ツモった瞬間「オレが天下の…」と口上が聴こえてきそうな和了り。
※ネタ古いんで若者は無視してください。
おまけで一通もついて2着まで浮上。
結果的にこの半荘が転換点となり→リバウンド開始→現在に至る。
UP・DOWNの要因については次回以降の記事で。
●
転換点という話から波及して考察。
何にでも「きっかけ」っつうもんはあるじゃん。ある1つのプレーや、キーワードを利用してメンタル・スイッチを切替えることだけど、これの上手下手ってあると思う。極論すれば、強い人は好調のきっかけ作りが上手く、弱い人は不調のきっかけ作りが上手い。
今回おれは一晩でばかみたいに負けたわけだけど、天鳳では初めてでもリアルではよく起こることだ。そんな時は”下げ止まりの転換点を作れなかった”とも言える。席を立つ判断もできないぐらいなら当然だけどさ。
そんな風にハマった時はどうすりゃ良いか?「やめる」が一般的だろう。では取り決めで抜けられないとか、天鳳なら一定期間内に回数を重ねる必要があるとかで、仮に「やめられない状況」だとしたら、どうする?
ピン雀のオヤジなら場替えを主張する率100%だろう。たしかにそれも1つの手ではある。でもおれはしたことない。美しくねえし(ーー;)。できれば打ちながら修正したいタイプだ。外部要素では長期戦ならブドウ糖を欠かさないようにして脳内コンディションを保つ努力はする。
打っている姿勢を正したり、摸打のフォーム面から修正する人もいるだろう。これは自分もやる。天鳳ではアクション要素がマウスクリックのみだからその辺りは難しい。
ハマり脱出に何が有効かは人それぞれだろうから、ここで具体的方法について言及するつもりはない。問題は、麻雀は進化したかもしれないけどそうした時の対処法って10年前と変わらないんじゃねーの?って話だ。
たとえば、理論値重視を唱えていながら負ける時はキレ打ち、って矛盾があるだろ? またはネット雀士がリアルに出ていってオヤジに苦戦するなんてケースはほとんどメンタル要素だもんな。
理論あってもメンタル弱い人 vs 理論そこそこでもメンタル・タフな人。これ、けっこういい勝負だし。そうなりゃ最後は財布の厚みで決まったりするので、結果はなんでじゃー!(ノ-_-)ノ ┻━┻ ってことになる。
個人的には、麻雀を科学する前に”麻雀する人間”を科学する必要があるんじゃね?って考え。
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コメント
V字回復おめです!^^
アンコロキングさんなら挽回は時間の問題だと思ってましたよ( ̄ー ̄)ニヤリ
麻雀する人間を科学するってフレーズに目からウロコが落ちました・・・(゚0゚)。。ポトリ
フィジカル面からのアプローチも麻雀には必要なのかもしれないですね
投稿: クロサギ | 2009.01.16 19:53
>>クロサギ さん
Thanks!
リアル雀ゴロは六段に収束する(仮説)んで、
打つほどに原点ptに近づくんじゃないかとー(≧∇≦)
フィジカル、メンタル、のコンディションは、やっぱ大事っすよねー。
長期で見たら尚更でしょう。
投稿: アンコロキング | 2009.01.17 00:36
おかげさまでトラックバックうまくできました!
ありがとうございました(^O^)
投稿: クロサギ | 2009.01.19 21:06